税理士と聞いて、関わる事がない職業と考えてしまう人も多いでしょう。
特に、企業でサラリーマンとして働いている等、会社側が税金の計算、納税の管理をしている場合は、関わりを持つ事は殆どありませんが、副業を持ち税金の計算が必要になった、フリーランスとして働くようになった、企業をしたという場合等、関わりを持つ可能性が出てきます。
ですから、今は関わりがなくても、将来的に関わる可能性も出てくる職業のひとつです。
更に、人によっては相続税や贈与税に関する相談という形で関わるという可能性もあります。
そんな税理士の仕事となるのが、納税が必要な人に変わって、申告の為に必要な書類を作成し、代わりに申告をしていく業務です。
更に、税金に関する相談も行っています。
個人の納税に関して、最も忙しくなるのは、年末調整から確定申告が終わるまでの期間です。
この時期は多くの書類の準備や作成、そして申告業務をこなしていく事になります。
■企業の決算業務
ただ、これは個人に関する話で、確定申告自体は3月の半ばで終了をしますが、企業は3月末に決算を迎える事になります。
決算期は企業によって様々で、3月以外という事も多くありますが、最も多いのは3月末となり、企業の決算に向けての準備も必要となります。
企業の決算の場合、3月末に締め切り、5月末までに申告を完了させる必要があります。
企業によっては12月決算の企業も多くあります。
この場合、申告の期限は2月末となり、確定申告と時期が重なる事になります。
その為、年末調整が始まる頃から、3月決算の申告が終わるまでの期間は、特に忙しい時期となります。
税理士と関わる事はないと考えいる人もいますが、企業の決算等で、間接的に関わっているという事も少なくありません。
■税金、節税のプロに任せておけば安心
将来、自ら仕事を始める事、フリーランスで働く事等を考えている場合、税金の計算は必要不可欠となります。
個人でも計算をする事ができる、税理士に頼むとお金がかかって損をしてしまうというイメージを持つ人もいるでしょう。
ですが、収入によっては、専門家に任せる方が、節税に繋がる事も多く、税務調査等が入った場合でも、慌てずに対応する事ができるようになります。
ですから、税金の計算等は、専門家に任せておく方が良い事になります。
税理士というのは普通に働いていれば、特に関わりのない職業というイメージを持つ人もいますが、税金はとても身近なものの為、関わりを持つ可能性も高い職業のひとつといえます。
※税理士 滋賀より抜粋
最終更新日 2025年6月27日 by uyhom