支援活動の一環として知られている、ユニセフ支援ギフトを知っていますか。
日本ユニセフ協会が実施している支援物資を指定して、途上国の子供に提供する方法です。
支援物資の中から特定のギフトを選ぶと、募金する人に変わってユニセフから途上国の子供たちへ物資が届けられる仕組みです。
支援できる物資は17種類存在している
支援できる物資ははしかワクチンなどをはじめとして、ワクチンを保存しておくための保冷庫、栄養素の含まれたパウダーや寄生虫用の虫下し、毛布など、17種類存在しています。
生活に必要な様々な物資があることから、寄付金という形で支援するのではなく、具体的な商品として支援をしたいと考えている人に注目されている制度です。
今まで寄付をしても本当に現地に役立つものが送られているのか疑問に感じていた人や、具体的に寄付する物を決めたいという人にとっては、願ってもない支援活動といえます。
また、具体的に支援する金額や支援するアイテムの数が決められている為、募金を考えやすいと思う人も多いです。
利用する時にもクレジットカードをはじめ、インターネットバンキングやコンビニ払いなどを活用できるため、ライフスタイルに合った支払方法を選ぶことが可能です。
領収書はコンビニ払いの場合は郵送で送られてきますが、インターネットバンキングの場合にはメールで送付される為、紙資源に対して考えることが多い人も安心といえます。
ただし、希望する場合には郵送も受け付けている為、確定申告で出すときなどにも活用しやすいです。
募金をすることによってSDGsを促進するきっかけとなる可能性が高い
現在世界では17の大きな目標と169のターゲットを定めたSDGsが存在しています。
ユニセフの活動はSDGsの理念にかなっている部分が多いといわれており、募金をすることによってSDGsを促進するきっかけとなる可能性が高いです。
特に子供たちの栄養状況改善のための栄養剤やミルク、きれいな水を飲むために必要とされている浄水剤などは、子供たちの生活改善のために欠かせません。
一部企業では地球環境だけではなく子供たちの栄養状況や水資源に対してのサポートを行いたいと、ユニセフ支援ギフトを活用するようになりました。
物資を直接寄付するよりもスマートで、効率よく子供たちの栄養状況や水状況を改善するためのアイテムを支援できるからです。
実際に支援した状況やお礼のカードやメールが送付されることによってわかるようになっていますが、そればかりではなく支援した結果についてはホームページなどでも記載されている為、確認しやすいといいます。
利用可能なのは日本国内に住んでいる個人・法人となっており、セットとして寄付した中には現地へ直接配達するための輸送費も含まれているのが特徴です。
基本的に支援物資が届けられるのはその支援物資が必要とされているとユニセフが判断した国へ、しかるべき手続きを経て送付されることになっています。
そのため、届くまでに数か月かかってしまうことがある点は注意が必要です。
また、誰がどんな物を送ったのかについて、支援された側が知ることはありません。
あくまでも支援物資は匿名の支援物資として処理され、相手側にどんなものを送ったのか、誰が送ったのかを説明されることはないといいます。
そのため、誰が送ったのかなどを知られたくない人も安心して送ることが可能です。
領収書を保管しておけば確定申告の時に活用できる
税金の控除に関しては領収書を送付する為、領収書を保管しておけば確定申告の時に活用できます。
支援した募金に関しては所得税などの控除の対象となっている為、必ず保存をしておいたほうがいいでしょう。
メリットが多い支援制度として注目を集めていますが、注意したいポイントとしては、セット単位で寄付をすることになる為、1セット未満での寄付は受け付けていないことです。
あくまでもセットでの支援となる為、バラでの支援ができないといえます。
支援額以下の支援をしたいと考えているのであれば、ユニセフに単体で寄付をしたほうがいいです。
手洗い用の石鹸をはじめとして、ワクチンなどセットで提供できる支援物資の数は、数百人を救える支援となります。
必ずしもすべての物資が数百人分となるとは限りませんが、物資を支援することによって数十人から数百人の生活支援が可能となるのがポイントです。
どれくらいの支援を行えるのか、確認して利用することで、多くの人を支援する為に最適の物資を提供できるといえます。
実際に提供している人の数は多く、提供された物資が数百万、数千万使用されていることをユニセフを通じて理解することで、それだけの人を救えたことがわかる為、物資の詳しい情報を確認してから支援する人も多いです。
まとめ
どんな物資を送っても誰かの役に立ちます。
人によっては、快気祝いや香典返しのお返しなどとして、ユニセフへの寄付や支援ギフトの活用などをお願いしている人もおり、今後もこの流れが加速すると考える人が少なくありません。
社会貢献を行いつつ快気祝いや香典返しを行うことが可能として、意義を見出す人も増えつつあるといいます。
最終更新日 2025年6月27日 by uyhom